【開催報告】ドローン実用化の課題とは(ドローンファンド共同創業者大前創希氏講演会④)
イノベーションではワクワク感が大事(会場から)山本 1点だけ、町長としてお伝えしておきたいことがあります。それは「ワクワク」感が大事だということ。町づくりの観点で考えると、鈴木さんがおっしゃったように、町民が何に困っていているか、地域課題解決を考えるのが根底にあります。田舎の町なので多くの住民は不便を感じている。中には今のままが良いという人もいる。ただ、相対的に町民を見ると、病院がない、買い物が不便、岡山の中心地まで遠い等、暮らしにくいと思っている方が多いので、人口動態のことを考え色々な策を行っている。その中の1つにあるのが、このイノベーションヒルズ構想。そこにはワクワク感をもたらしてくれる種がある。私は、いい意味で皆さんたちイノベーターを利用して、町づくりを行っていきたいと考えているので、どうぞ引き続きよろしくおねがいします。大前 1つ紹介したい話があります。それは、十数世帯しか住んでいない小さな島で出会ったおばあちゃんの話です。その小さな島は、隣の島まで船が出ていて、おばあちゃんは週に3回船で隣の島に行っていました。3回のうち1回は通院、でもその他2回は買い物でした。おばあちゃんは最初ドローンを見せた時は大きいし羽がうるさいしと懐疑的だった。けれど、買い物をドローンが代わりにすることが出来るという説明をしたら反応が変わった。自分の暮らしがどのくらい変わるのかどうかを具体的に想像
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