フリーランス白書2022の冒頭に、今の想いを載せました。何のこっちゃと思われる人もいるかもしれないので、少し背景を補足します。
私たちは、労働者の権利を求めたことはありません。労働者性を認めてくれとか、社会保険料を取引先に負担してほしいとか、そういう主張は設立以来一度もしていません。
一貫してミッションに「キャリア自律」を掲げ、独立した自営業者の自覚と責任を持ちながら、働き方によって差別されない、働き方に中立な社会保障制度の整備を求めています。そうしないと、働き方の多様性は広がらないからです。
今回、フードデリバリー配達員のグループインタビュー全6回全てに参加しましたが、何より驚いたのは、高いプロ意識を持ってこの仕事に充実感を見出し、日々改善向上しようとしている人の多いこと。
私もそれまでメディアの論調に引きずられて、ここまで誇りとやりがいを持ってフードデリバリーの仕事と向き合っている人たちがいるとは予想していなかったので、生の声を聞けて大変勉強になりました。(正直言って、もっとプラットフォームへの不満がボロクソに出てくるのかな、なんて思っていました)
そして、「マナーが悪く搾取される底辺の非正規労働」というような報道のあり方に傷付き、その影響で心無い対応や嫌がらせを受けている人の多いこと…。
せっかく自営業になれたのに、変に介入されて会社みたいにしてほしくないという
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