現在のダイバーシティに関する取り組みは人種やジェンダーを中心に進められ、神経発達の多様性を持つ「ニューロダイバース人材」の採用・定着については、見過ごされている場合が多い。彼らは特定領域で平均を超える優れた能力を備えていることが多く、実際にニューロダイバース人材の採用プログラムを導入した先駆的企業は、さまざまな恩恵を受けてきた。近年では、ニューロダイバース人材を企業に仲介するビジネスが台頭し、神経発達の多様性を持つ人材の就業率上昇に寄与している。本稿では、それぞれの成功事例をひも解きながら、ニューロダイバース人材の採用拡大の必要性を論じる。
Source: ハーバード
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