2019年10月1日の延伸によりゆいレールの終着駅となったてだこ浦西駅は，2020年度にCOVID-19の影響で全国のほぼすべての駅で乗降人員が減少する中，乗降人員が2605人から3518人へ増加した．もちろんこれにはからくりがあって，まずは2019年度の乗降人員は半年間の集計のため，1年間集計している他の駅と比べて年度末に始まったCOVID-19の流行の影響が大きく入っていること，次に，2020年度になってこの駅の存在が広く知られるようになり，それによる利用客増加がCOVID-19の影響による利用客減少の影響を上回ったことが挙げられる．ただ，中身を見てみると，2019年度は乗車人員が1308人で乗降人員のほぼ半分なのに対し，2020年度は乗車人員が885人とこちらは減少しており，しかも乗降人員の約4分の1にとどまっている．すなわち，降車人員が乗車人員を大幅に上回ったのである．那覇都市圏の郊外にある終着駅であることも考えると，行きは時間に正確なモノレールを利用して那覇市に通勤・通学し，帰りは一度に乗る人数が少ないためCOVID-19の感染リスクが低いバスを利用して帰宅する人が増えたのだろう．続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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乗降人員増加！てだこ浦西駅
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