データクリーンルームの可能性と活用法
「Cookieフリー時代」に企業はこれからどう対峙していくのか、マーケティングやデジタル広告はどう変わっていくのか。
企業にCDP(カスタマーデータプラットフォーム)を提供するトレジャーデータと電通グループが、企業のDXについて情報発信する本連載。
今回のテーマはプライバシー保護とマーケティング課題の解決を両立すべく生まれたソリューション、「データクリーンルーム」です。
前回に続き、データクリーンルームの現在地を電通の前川駿氏が深掘りしていきます。
<目次>
▼“人単位”のアプローチを進化させる「データクリーンルーム」
▼データクリーンルームの活用で、Cookieフリーに対応した高度なマーケティングが可能に
▼デジタル販促の課題である「スケールとコストのバランス」への解決策とは?
“人単位”のアプローチを進化させる「データクリーンルーム」
──前回は、「個人情報とプライバシー保護の新たな潮流」を整理していただきました。今回はデータクリーンルームについて詳しいお話を伺えればと思います。
前川:私が前回紹介したCookieフリー時代の3つのアプローチ、
「そもそも人単位でない方法を採用する」
「集団単位を対象とした手法を開発する」
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