政治講座v167「戦争は有効需要を作り出す手段であるが、費用対効果のマクロ経済効果は無く、不況が訪れる。」
戦争は破壊行為である。戦争によって利益をうる場合は侵略した領土の財産価値である。侵略した兵士の利益はその国民から財産を略奪する歴史である。そして、戦争には莫大な費用がかかります。 武器や弾薬の購入費、兵士の食料や戦時特別手当などが、戦争の期間を通じて採算を度外視して消費される。 これらは国内だけではなく、海外から輸入される事もある。また、この費用をまかないきれない場合は、戦時債権などで外国から借金もするから、戦争の当時国以外の経済活動が活発になる。 米国の大統領ルーズベルト大統領は米国は世界恐慌でニューディール政策を行ったが、芳しい経済の復興が出来ず、妙案として、、ハルノートで最後通牒を突き付け日本を挑発して、それにより、止む無く日本は宣戦布告をおこなった。政治講座ⅴ38「共産主義を生んだ『マルクスの資本論』と第二次世界大戦を生んだ『ケインズ経済論』そして『現代貨幣理論(MMT)』」|tsukasa_tamura|noteそして、第二次世界大戦後に米国は好景気となったのである。戦争という有効需要を作り出す軍需産業で景気が良くなったのである。そして、戦後の日本の復興のきっかけとなったのが、朝鮮戦争の勃発で、日本を基地にしていた米軍が消費する物資などで、日本企業が収益を上げ、「朝鮮特需」という言葉が生まれました。 戦争は当事国には浪費であったも、第三国には絶好のビジネス・チャンスなので
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