スポーツ化する「麻雀」と「見る雀」の魅力とは?
突然ですが、みなさんは「麻雀」にどのようなイメージを持っていますか?
近年、麻雀は「ギャンブル」という立ち位置から、互いの知性を競い合う「頭脳スポーツ」へと進化し、「eスポーツ」のような熱狂を生み出しています。
2018年には、麻雀のチーム対抗ナショナルプロリーグ「Mリーグ」が開幕。2021年には154万視聴(※1)を記録するほど、多くの人々が麻雀のスポーツとしての奥深さに魅了されています。通常のスポーツリーグとは違い、”観戦しながらSNS上で応援をする文化”が醸成されていることも特徴で、そのSNS上の熱狂に企業が注目し、麻雀コンテンツを通じてさまざまな形でシナジーを生み出す事例が出てきています。
「なぜ麻雀が盛り上がっているのか?」
「麻雀を見て何が面白いのか?」
本連載では、Mリーグを初年度から見続けている猿渡輝也氏が、Mリーグに参画するチーム・TEAM RAIDEN/雷電の高柳寛哉監督をアドバイザーに迎え、麻雀の頭脳スポーツとしての可能性とビジネス価値についてひもといていきます。
初回は、頭脳スポーツの中でも「ギャンブル」と思われていた麻雀が発展した理由とコンテンツとしての魅力について、「見る雀(みるじゃん)」という現象を軸に解説していきます。
クリーンなブランド戦略とネット配信で、麻雀ファンが
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