OnePlus(ワンプラス)を共同設立してから7年後、Carl Pei(カール・ペイ)氏は、2020年にこのスマートフォンメーカーを離れ、自身のベンチャー企業を起ち上げた。Nothing(ナッシング)と名づけられたこの会社は、現在までに透明なイヤフォン「Ear (1)」という製品を1つだけ発表している。しかし、この経営者は、自分が名を成した業界への復帰を準備しているようだ。
Nothingは1年以上前からスマートフォンの開発に取り組んでおり、2022年4月までに発表する予定だと、この件について直接知っている関係者が、TechCrunchに語った。ペイ氏は、バルセロナで今週開催された携帯電話関連のイベント「Mobile World Congress(モバイル・ワールド・コングレス)」において、業界の主要経営幹部たちと行った会談の中で、このデバイスの試作品を披露したという。TechCrunchはペイ氏がQualcomm(クアルコム)の最高経営責任者とそのような会談している写真を見た。
この近々登場するデバイスに関する詳細はほとんどわからないが、情報提供者はこの製品が、Nothingの最初の製品と同じデザイン言語と、そこに見られる「透明性という要素」を共有することになると言及している。2021年に発売されたこのイヤフォンは、ロンドンに拠点を置くハードウェアスタートアップの同社によると、1
コメント