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「右も左も値上げ、納品遅れ」

もう、どこに行っても企業様との話で出るのが調達物の値上げ、そして納品遅れ。値上げは収益の圧迫要因になりますし、そして納品遅れは売上減少に繋がります。過去にないような未曾有の状態に直面している企業様も少なくないと思います。調達物の値上げは、価格に転嫁することにより収益を維持することはできますが、取引、売上減少に直結しないかと躊躇される企業様も少なくありません。長年のデフレに慣れてきたことと、本質的に所得が上がらない中では価格見直しに躊躇するのは理解できます。しかし、さすがにここまで来ると他社も値上げを検討しているはずです。慎重な気持ちは理解できますが、少なくとも競合他社の状況は情報収集し、状況に応じて値上げを検討すべきだと思います。調達物の納品遅れ・・・・教科書的には調達ルートの多様化等の対応策はありますが、現在の状況は多様化で対応できるようなレベルではない場合が多いと思います。その場合は残念ながら、正常化を待つしかありません。。私が担当させて頂いている企業様の中には、こうした状況に直面しつつ、むしろ納品されない為に時間が作れる状況だからという事で、経営計画に上げていた新規事業、取組みを強化されている企業様もいらっしゃいます。その置かれた状況は同じでも、そこに対する姿勢、取組みで将来の姿は大きく変わると思います。こうした企業様をみると、運命は自ら切り開くものだと感じます。続きをみる

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