ひとつ前の記事では、企業における「選書本棚」の用途について、デザイン会社ディレクターの視点からお伝えしました。本日の記事では特に、対外的な広報の役割を担う選書の意義について考えてみたいと思います。昨今、ミッション・バリュー・スタイル・ビジョン等々、その企業の理念を一行に凝縮したコピーを、コーポレートサイトのファーストビューに入れているのをよく見ます。企業が社会に対して果たすべき姿勢・役割・意義などを簡潔に伝えるために、一番目に入るところに置いておくものです。このような企業の旗印となるようなコピーを軸に、その会社は事業を行い、日々の社員の行動も、ミッションやビジョンに沿うようなものが望まれる訳です。いわば、企業の「背骨」とも言える大切な言葉です。理念なくしては成功はないと言っても過言ではないでしょう。ミッションなどの言葉は、事業領域が限定されるものではなく、あえて広範囲な領域をカバーできるような、大きな視点から見た意味のものが多いです。自分たちが行う事業が最終的に何のためになるのかを見失わないようにするために、非常に慎重に、かつ深くディスカッションを重ねて言葉を決める企業も少なくありません。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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