ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡のような複雑な装置は、稼働するまでに少々時間がかかる。2022年1月末に軌道に乗ったものの、まだ起動プロセスの途中にある。米国時間2月11日には、その中で大きなマイルストーンに到達した。ウェッブが初めて星を捉えたのだ。18回も。そしてそれを祝うためにセルフィー(自撮り)を行った。
この巨大な軌道望遠鏡の長年に渡る開発、組み立て、展開についての報道をご覧になってきた方はご存知かと思うが、ウェッブ望遠鏡は基本的に18枚の鏡をハニカム(蜂の巣)型に組み合わせた形状をしており、これが目標物からの大量の赤外線を取り込むのに役立つ。
しかし、それぞれの鏡(さらに前面の副鏡やその他多くの部品)は、反射した像が他の鏡に映る像と一致して重なるように、正確に調整する必要がある。
「主鏡のセグメントが揃っていないので、実際には18個の別々の望遠鏡のように機能しています。現時点では何も調整していないし、焦点も合わせていないため、少しぼやけています」と、ウェッブ望遠鏡の光学素子担当マネージャーであるLee Feinberg(リー・ファインバーグ)氏は、NASAのビデオで語っている(このビデオを見ると、筆者の説明よりもよくわかるはずだ)。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=QlwatKpla8s?version=3&rel
スポンサーリンク
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が初めて星を撮影、「自撮り」画像も披露
最近の投稿
- “コストだけ”じゃない! 新NISAで買うインデックス投資信託の重要ポイントと注意点を解説 – 一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った「新NISAで買うべき株&投信77」2025年度版
- 頭のいい人と悪い人、人生の大事な場面での「決め方」に現れる差とは? – 人生の経営戦略
- 「他責の人」ばかりが支配する職場の恐るべき末路・ワースト1 – 「悩まない人」の考え方
- 【算数オリンピック入賞者多数輩出のカリスマ塾長が教える】「こんなことして何になるの?」が子どもを潰す理由 – 「算数力」は小3までに育てなさい
- 東急線、懐かしい「ギラギラのステンレス車」時代 緑の旧型車が活躍、非冷房も残る80年代の記憶 | 通勤電車 | 東洋経済オンライン
- Coalition ‘concerned’ over UK appointing ex-Amazon exec as antitrust regulator chair
- DeepMind claims its AI performs better than International Mathematical Olympiad gold medalists
- 【教養としての世界史】ヨーロッパで「国境」ができた“超意外な理由” – 地図で学ぶ 世界史「再入門」
- サラリーマンを裕福にした「魔法の不労所得」 – 40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい
- 認知症になったら1000万円かかる!? 今すぐ取り入れたい認知症予防3選 – 1分間瞬読ドリル
コメント