万人を幸せにする支援策を人類はまだ探し当ててはいないようだ。本書にあるのはそこを突破しようとする経済・社会学者の苦悩の道のり。・今日は「子育て支援の経済学( https://amzn.to/3IObrVo )」 山口 慎太郎 (著) #塚本本棚・【紹介文】いま日本に必要なのは、次世代への投資=子育て支援!子育て支援のための政策を、私たちの「将来、未来への投資」と位置づけ、「少子化対策」「幼児教育」「母親就業支援」の3つを主なテーマに、経済学の理論とデータによる分析から得られた知見をわかりやすく解説!科学的根拠(エビデンス)に基づき、効果的な政策を見極め、よりよい社会を創るための展望を描きます。・・【書評】私たちの世界は子育て支援に関して万人に効果のある答えをまだ見つけてはいないようだ。しかし、幼児教育は一定の格差是正効果と、将来の犯罪率などの低下に役立つことが示されている。本書を読めば読むほど”難しい問題だな、すっきりしないな”というのがわかるが、今後思考を深めていくためにいろんなインプットを与えてもらったなと思う。・・【本を読んで考えた・メモ】・日本の出生率の低さが嘆かれることがあるが、アメリカもイギリスもフランスもスウェーデンも、人口維持の目安である2.1を下回っており、イタリア、シンガポール、韓国、香港、台湾などは日本より出生率が低い続きをみる
Source: Note 起
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