暇つぶし専用チャットボットが、ユーザーと企業を雑談でつないでみた
AIチャットボットといえば“FAQを自動化する、企業の業務効率化ツール”をイメージする人が多いかもしれません。
しかし、今やAIチャットボットの役割は広がりを見せつつあります。
本記事では、電通がこれまでAIチャットボットを運用し、蓄積したノウハウから見いだした、AIの“雑談力”に着目。雑談AIチャットボットでおなじみの「りんな」と共に、生活者とのコミュニケーションの可能性を探りました。
その仮説と実証実験の内容をもとに電通事業共創局テクノロジー開発部の堀田高大がご紹介します
どんな AIチャットボットなら、自分のことを話したい?
これまでこの連載で、電通の手掛けたAIチャットボットの事例をいくつか紹介してきました。
AIチャットボットの事例に関する過去の記事はこちら
・渋谷区に住む小学生AI、「渋谷みらい」のつくり方。
・AIチャットボットに自動車販売店の仕事を教えてみた。
これらの取り組みを通じて、「キャラクター性のあるチャットボットに対しては、ユーザーが自分のことを話してくれやすい傾向がある」ことが分かってきました。
例えば、キャラクター性のあるAIチャットボットが質問を投げかけると、キャラクター性がないAIチャットボットよりも、しっかり反応してくれ
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