［備忘］信託ABLの概要

一般に、資金調達手法の分類方法として、資金調達者の責任財産となる財産の範囲の観点から、”企業金融型資金調達”と”資産金融型資金調達”に大きく分けることができます。前者は、資金調達を行おうとする企業自体の信用力を基礎に行われる資金調達であり（例えば、金融機関からの借入れ、株式の発行及び社債の発行など）、後者は、一定の資産の価値を引当てとして行われる資金調達である（リースファイナンス、手形割引及びファクタリングなど）。タイトルに掲げた信託ABLは、証券化の方法の１つであり、こちらに属します。証券化によって資金調達が行われた場合、証券化の対象となる資産が毀損し、資金提供者への返済に不足することとなった場合であっても、資金調達を行った企業は、対象資産以外の財産によって責任を負担しないでよいことになるのが原則です。続きをみる
Source: Note 起業ニュース

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