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平安京を壊滅状態にした疫病に、庶民や下級官人はどう対処したか?

新たな疫神社に密集した貴賤の者は感染者を増やし、疫病が大流行する中で無量寿院の造営を進める道長に藤原実資は憤慨する――毎年のように平安京を襲った疫病に対し、当時の人びとが取った行動は、コロナ禍の現代人に劣るものでは決してなかった。倉本一宏氏が「平和で優雅な時代」の苛酷な日常を描き出した最新刊『平安京の下級官人』から、平安京を襲った疫病について述べた箇所を抜粋して公開します!
Source: 現代ビジネス

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