道
「道」ちなみに現在、僕はすごい会議コーチだけれど、すごい会議は売っていない。売ったことがない。すごい会議は道具だったり、手段でしかないからだ。そして勿論、クライアントから見てもし手段であるならば、他の選択肢がいくらでも存在することにる。僕は、そのバトルフィールドの誘いに乗る気はない。ましてよくあるコーチングの教科書的に言うところの、クライアントの目標に対して見えている問題や見えていない問題あるいは課題の解決策のひとつとしての位置づけだったり、つまりは、コーチングが何かの問題のソリューションとしての位置づけになることも、ある意味とても不本意になる。なぜなら、一般的な文脈で言うソリューションってことはだ、マネジメントでもマーケティングでもそれぞれの問題を都度個別に扱うという有り様と同じだ。それが悪い訳でもないし、僕も扱わない訳ではない。しかし、僕のセッションの重心は問題解決のための個別のキーを渡すことではなく、すべての問題解決に役立つマスターキーを渡すことにある。例えば、エンロールメントというマスターキーさえあれば、顧客を巻き込むのも、組織を巻き込むのも同じ原理原則であることが分かる。最近はつくづくそれを実感する。この解像度の有る無しが、結局は、経営の力量マネジメントの質感組織の匂いを決定している。ただ、大概の多くの組織では、自分たちなりの基準を基準にしている。それがどれだけ最高の基
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