オイシックス・ラ・大地の物流センターで配送トラブルが発生した理由
オイシックス・ラ・大地の物流センターで移転に伴う配送トラブルが発生、商品が空箱で届いたり、商品の欠品や配送遅延などが生じている。
トラブル解消に向けて、販売面ではおためしセット販売の一時的な見合わせなどを実施している。
おためしセット販売の一時的な見合わせなどを実施している(画像はECサイトからキャプチャ)
オイラ大地は当初、2024年に物流センターの大規模拡張を予定していた。しかし、2020年5月に新型コロナウイルス感染症拡大で注文が急増、受注制限を行うといった措置を採るなどの経験を踏まえ、2022年1月の物流センター移転を決めた。
移転まで実験を重ねながら準備を進め、2021年11月からは段階的に移転作業を開始。年末も含め新物流センターで問題なく出荷できるかを確認の上、予定通り移転を進める判断を下した。
物流センターは2022年1月18日に移転したものの、「計画や判断の甘さがあり、初日に大量の商品が想定していなかったタイミングで同時入荷するなど受け入れが混乱し、その影響で後続の作業が予定通りに進まずに大量の欠品が発生した」(オイラ大地)と言う。
混乱の影響がその他の多くの工程に波及。実際の在庫とデータ上の在庫が一致しないといった事象が発生した。出荷作業前にスタッフ全員が手動で在庫整理と移動を行ってから出荷作業を開始することになり、出荷の遅れや欠品、届ける
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