米国在住のアナリスト広瀬隆雄さんが解説! 先週の米国市場は、ナスダック100指数は毎日-1%を超える下落を記録。週間ベースでは、ドットコムバブルが崩壊した2000年4月以来の最悪の下げとなりました。年初来の下げ幅は、ナスダック総合指数が-11.99%、S&P500指数が-7.73%、最近IPOした企業の株価指数であるルネッサンスIPO指数が-23%、SPAC(特別買収目的会社)指数が-14%、ビットコインが-24%となっています。つまり、ありとあらゆる投機対象が、片っ端から下落しているのです。「今、相場が下げている最大の理由は何か?」と言えば、それは1970年代を彷彿とさせる、しつこく高止まりしている消費者物価指数です。ちなみに、1月20日に決算を発表したネットフリックス(ティッカーシンボル:NFLX)は、来期のガイダンス(会社側見通し)が悪かったことで、翌21日に-22%近く暴落しました。
Source: ダイアモンドIT
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