Agtonomy(アグトノミー)の共同創業者でCEOのTim Bucher(ティム・ブッチャー)氏は農場で生まれ育ち、自らも農場経営に深く関わっていたが、カリフォルニア大学デービス校在学中にコンピューターのコースを取り、その魅力にとりつかれた。
その農業とテクノロジーのパラレルキャリアが、Agtonomyの起業につながった。同社は自律と遠隔アシストのハイブリッド型サービスのスタートアップで、トラクターやその他の装備を自律型マシンに変え、そうしたマシンを管理するための労働力を、テクノロジーを駆使して低コストで地方の農場に提供する。
同社は2021年9月にGrit Ventures、GV、Village Globalを含む支援者グループから400万ドル(約4億5000万円)のシード資金を得て、ステルスモードから脱却した。
GritとGVは、南サンフランシスコに拠点を置くAgtonomyに再び投資すべく、500万ドル(約5億7000万円)のシードエクステンション(追加拡張投資)に出資した。Toyota Ventures(トヨタ・ベンチャーズ)がシードエクステンションをリードし、Flybridge、Hampton VC、E²JDJ、Momenta Venturesも参加した。今回の資金調達により、Agtonomyの累計調達額は900万ドル(約10億円)になった。
資金調達をしたばかりだった
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