豊橋技術科学大学発のスタートアップ企業としてワイヤレス電力伝送技術の社会実装を進めるパワーウェーブは、1月15日から30日までの土曜日・日曜日に、福岡県のマリノアシティ福岡で開催中の「モビリティサーキット in マリノア」において、電動キックボードのワイヤレス給電の有用性に関する実証実験を行っている。
写真左は停車中給電の様子。写真右は受電ユニットを外に出した模型
この実証実験は、大成建設と共同で実施しているもの。会場には、大成建設が開発したワイヤレス充電システムと路面太陽光発電ユニットを掛け合わせた「グリーン充電ポート」を設置。そこで、mobby rideから提供された電動キックボード「mobby」(モビー)のワイヤレス充電が行われている。
ここで使われているワイヤレス充電は、グリーン充電ポートの床に設置された送電板を介して高周波電源がキックボードの受電ユニットに送られ、非接触でバッテリーに充電するというもの。パワーウェーブは、その送受電の開発を行った。大成建設によれば、この実験の目的は、同社の技術による発電と、車体の受電装置の安定性を明らかにすることだという。
「モビリティサーキット in マリノア」では、特設コースにてmobbyの試乗体験ができる。
Source: TECCRUCH
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