グローバルにCEO・CMO輩出企業として名を馳せるP&G。その経営中枢の一角を担うアジアのヘッドクォーターに11年勤務したマーケターの大倉佳晃さんが、メジャーリーガー級のリーダーやマーケターと数多く触れ合って辿り着いた1つの結論は、「優秀なビジネスリーダーは、マーケティングとファイナンスの両軸での思考ができる」ということだった。そのリーダーたちも重要視する経営指標「TSR(株主総利回り)」の概要のほか、具体的にTSRを向上させる7つのドライバーについて前回、前々回と紹介した。最終回の本稿では、昨今のバズワードでもあるSDGsやブランド・パーパスがTSR向上に貢献できるのか、解説する。
Source: ダイアモンドIT
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