クリエイティブ起点で社会の空気を変える
クリエイティブの技術は、マス広告に代表される広告表現だけに活用されるものではない。言葉、デザイン、考え方。伝え方を設計し、実現する。そうした技術を、経営のあらゆる局面で活用し、ビジネスにドライブをかけていく。正しく伝えることはもちろん、心を揺さぶる。みんなの気持ちを束ねて、進むべき方向を定める。
この連載では、そんなクリエイティブの事例を、さまざまな企業の、さまざまなセクションの方々からの声をもとに、紹介していきます。
第2回は、#イマデキ。コロナ禍において「今できることが、きっとある。」というスローガンの下、80以上の企業や団体がタッグを組んだ社会貢献活動について、電通 関西支社CRD局の髙木守氏に聞いた。
文責:ウェブ電通報編集部
関西発の活動「#イマデキ」って?
2020年4月にスタートした「#イマデキ」は、関西を中心に80以上のパートナー企業や団体・メディア・広告会社が一丸となって、「コロナ禍の世の中を少しでも明るくしたい」と取り組んだ活動です。自主的な活動としては、おそらく最大規模だと思います。
きっかけは3月中旬、まだ新型コロナウイルスが何なのかもよくわからず、世界全体に不安が広がっていた時期でした。不謹慎に思われな
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