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“逃げ切り世代”の石破茂に「若者の政治参加」をどう思っているか聞いたら、逆に相談された

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防衛庁長官、防衛大臣、農林水産大臣、地方創生大臣を歴任されてきた石破茂さん。元旦に公開した前編では、閣僚としてさまざまな担当大臣を歴任しつつ、4度にわたり自民党総裁選に挑戦した経験から、「政治家のつらさ」「政治家に必要な力」などについて語ってもらいました。今回のテーマは、「若者の政治への関心」。現役の政治家として、石破さんは何を語るのか…?〈聞き手=サノトモキ〉【石破茂(いしば・しげる)】政治家。自由民主党所属の衆議院議員。防衛庁長官(第68代・第69代)、防衛大臣(第4代)、農林水産大臣(第49代)、自由民主党政務調査会長(第52代)、自由民主党幹事長(第46代)などを歴任。趣味は料理(カレーには自信あり)。音楽はクラシックから演歌までなんでも好きだが、特に70年代のアイドルもの(そのなかでも特にキャンディーズと南沙織)を好む「なぜ若者の政治への関心は低いんだと思いますか?」サノ:石破さんは、ずばり「若者の政治への関心の低さ」についてどう思っているのでしょうか?石破さん:これはねえ、私たちの一番の悩みでもありますよ。逆にさ、どうしたらいいと思う?!?サノ:えーっと…そもそも政治の話が自分たちとあまり関係ないように感じてしまうんですよね。目の前の暮らしで精一杯なのに、政治のことまで考えていられないというか…石破さん:そう。「主語の違い」が一番の問題なんだよね。政治家は、主語が「国」

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