元旦の投稿で株式会社が当面存続するとして、ということで記事を書いたが、株式会社については別途もう少し深く考える必要がありそう。株式会社というのは、所有者、経営者、労働者が分かれることで、それぞれに求められるスキルは違うことになり、そしてそのスキルによって世襲が定まるということになる。つまり、所有者の家に生まれれば、所有権の相続もさることながら、それを使って利益を絞り出すスキルも受け継ぐわけであり、経営者の家に生まれれば、人間関係ネットワークを中心に、社会を動かすスキルを受け継ぐことになる。その辺りは、スキルと言っても、実際に何か生産するわけではないのだが、その方が利益率が高くなれば、みんな生産的スキルを身につけるよりも、そういった非生産的な管理スキル的なものを身につけたがるようになり、社会の生産性はどんどん下がることになる。株式会社が、社会の生産性を上げるなどというのは明らかに幻想であり、しかも大規模会社になればなるほどその無駄は大きくなり、それを避けるために階層化を進めて上部に利益を集めるようになる。つまり、本質的に非生産的な搾取側に利益が集まるような仕組であり、存在自体が社会を劣化させる作用を持つといって良いのだろう。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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