米国では、アルバイト、パートタイムで働く人が労働者全体の22%と、日本(約37%)よりも低いが、一方で、個人請負の立場でスタッフ採用される割合が高い。それらすべてを含めた非正規の労働力は、「コンティンジェント・ワーカー(contingent worker)」としてグループ分けされ、労働市場全体で4割近くを占めるようになっている。contingentには、不確実や偶発的の意味がある。
コロナ禍では、ホテルや飲食店舗で働いていた大量のパート、アルバイト人材が職を失った一方で、食品スーパーやデリバリーなど、一部の業界で深刻な人手不足が生じたことから、ギグワーカーの労働単価が上昇する事態が起きた。その仲介役として成長しているのが「Wonolo(ウォノロ)」というギグワーカーのオンデマンド派遣サービスで、米国内で30万人以上のワーカーが登録している。
Source: 起業3
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