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0.0 はじめに

本稿より始まる一連の投稿において、今後の日本の在り方について論じたいと考えている。私の主張は、“個人の強化を通じ、日本社会の立て直しをすべし”というものである。日本は、バブル崩壊後、長期間の低迷に突入し、未だかつての輝きを取り戻せていないという事実は広く日本国民に共有されている認識だと考えている。その中で、日本をどのように舵取りしていくべきかを論じたい。特に、筆者が国家公務員であることから、政府という観点から議論を行う予定である。本投稿では、本論考の主な主張を概観しておきたい。まず、第一の主張は、経済成長第一主義からの脱却である。これは経済成長の重要性を否定するものでは全くない。人々が、国際的にみて相対的に豊かな生活を維持するためには、国単位での成長が不可欠であることは疑いの余地がない。しかしながら、国単位の経済成長を第一の目標として政策全体を論じることについては、大きな疑問がある。第一に、各国にはそれぞれ適切な経済成長の度合いが存在するはずである。経済成長は人口構造に大きく規定されることは周知の事実であり、今後人口減少社会に突入する我が国においてはそもそも経済成長自体あまり見込めない状態なのである。その現状において、闇雲に経済成長のみを追い求めるのはいかがなものか。第二に、経済成長、もとい、市場経済は民間が活動主体である。もちろん、政府がメインプレイヤーであるのは当然であるが、あ

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