米国在住のアナリスト広瀬隆雄さんが解説! 新型コロナウイルス以降の市場を振り返ると、2020年2月に新型コロナウイルスの怖さにウォール街が初めて気がつき、米国株が高値から-35%も調整したとき、連邦準備制度理事会(FRB)は大急ぎで政策金利を0%に引き下げるとともに債券買入れプログラムを再開しました。このように中央銀行がなりふり構わず金融緩和へと邁進している場面では、何を買っても儲かる相場が起こりやすいです。2021年は思いのほか速いペースで経済が立ち直り、バンガード・トータル・ストック・マーケットETFに代表されるような市場をまるごと買う戦略、いわゆる「インデックス投資」が一番効率よく儲けることができました。しかし、2022年は株価指数を買い、それを抱えているだけでは儲からない相場になるでしょう。
Source: ダイアモンドIT
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