『小売りの未来』前編
こんにちは。STANDの宮原です。今回は、コロナ下を経ての小売業のあり方について語られている『小売りの未来 新しい時代を 生き残る10の「リテールタイプと消費者の問いかけ」』という本を読んでのまとめと個人の感想を 述べていきます。この本では、前半にコロナが小売りに限らず世の中にもたらした影響や、そこから見えてきた未 来について主に語られています。そして第5章に、タイトルにもある、新しい時代を生き残るリテー ルタイプ、つまり今後小売で戦っていくための10種類の型が登場するのです。そのそれぞれの型 でヒットを生み出した企業を挙げ、詳しく掘り下げられます。この章を読むだけで、これから小売 業に参入しようとする企業にとっては、どの型で進めていくかを決定する指標となるでしょう。ま た、私たちが普段する買い物の中で何気なく選んでいるモノ、足を運んでいる店を見つめなおす きっかけにもなると思います。筆者はパンデミック後も消費者が抱いている10の問いかけは変わらない、そしてその問いかけ に明確に答えを出せることこそが、他社との差別化につながり、収益力も発揮させると言います。 その問いかけと、答えとなる型を以下でまとめました。1.「自分を奮い立たせてくれるブランドはどれ?」→「ストーリーテラー」型 2.「自分の価値観と一致するブラント
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