20211207-10
政府介入「お仕着せ」賃上げ 成長への構造転換阻む:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO78323880Q1A211C2EA2000/ >日経新聞社の岸田首相嫌いが目立つ。賃上げは本来ならば企業どうしの市場競争の結果として実現される。デジタル分野など賃金が高い成長企業へ雇用がシフトする一方、生産性の低い産業は賃金を上げられずに構造転換を迫られる。それが経済全体でみた賃金の押し上げにもつながる、というのが自然な賃上げの流れだ。政府は優遇税制の拡充と投資減税の罰則という「アメとムチ」で、好調な大企業から3%超の賃上げを実現し、経済全体に波及させる絵を描く。真っ先に人材の流動化を阻んでいる規制を見直すべきなのに、それは放置して税や補助金で一律に賃上げを促そうとしている。それでは生産性の低い企業や仕事の賃金までも上昇させてしまう。市場機能に基づく雇用シフトや産業転換を妨げ、成長には結びつかない。金融課税、公平負担へ「是正」 与党税制大綱に明記:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO78321510Z01C21A2EP0000/ >賃上げにも投資にも消極的な企業を対象に、研究開発などに関する投資減税の優遇を停止する措置を強める。優遇税制のアメだけではなく、ムチも織り交ぜて企業に圧力をかける。続
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