Samsung Electronics(サムスン電子)は、モバイル(IM)とコンシューマーエレクトロニクス(CE)事業部門を統合し、現地時間12月7日から3つの主要部門のリーダーを入れ替えると発表した。こうした大規模な経営陣刷新は2017年以来となる。
CE部門のビジュアルディスプレイ事業を統括していたJong-Hee (JH) Han(ハン・ジョンヒ、韓宗熙)氏は、副会長兼共同CEOに昇格し、新たに統合されたモバイル・家電部門(SET部門)を率いる。同氏は、引き続きビジュアルディスプレイ事業の責任者を務める。
過去15年間、世界のテレビ販売で同社がトップの座を獲得する上で重要な役割を果たしたハン氏は「SET部門の異なる事業部間のシナジーを強化し、新事業・新技術の推進に貢献すると期待される」とサムスンは述べている。
また、サムスン・エレクトロ・メカニクスのCEOであるKehyun Kyung(キョン・ゲヒョン、慶桂顕)氏は、サムスン電子の共同CEOに就任し、半導体と部品部門にまたがるデバイスソリューション(DS)部門を率いることになった。
テック巨人である同社は本発表で、新しいリーダーシップが「今後の成長の新たな局面をリードし、事業競争力を強化する」ことに貢献すると述べている。
モバイルとコンシューマーエレクトロニクスの2つの主要部門の統合は、構造を簡素化し、半導体事業により集中す
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