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導くということ – 社員研修とOJT(後編)

 お客様から依頼されたシステムの中で作成しなければならないプログラムの一つに対して仕様を全員に渡し、検討し作ってもらうということでした。研修と違うのは、一番優れた成果物を作り出した新人のプログラムを実際にお客様に納品するというところでした。つまり、スキルアップのために学習するのではなく、お客様に納品する一部を作成するということを意識させてみたのです。5人で協業するもよし、単独で作り上げるもよし、しばらくは見守ることにしました。ただし、納期厳守ということだけを足枷にしたのです。しばらくすると、5人の中から他をリードする社員が必然的に現われ、他のメンバーに役割分担をして支持するような体制が確立していきました。5人それぞれが最終的にはプログラムを作り上げました。 私は、彼らが作成したプログラムに対して、保守しやすいプログラムなのか、無駄がないプログラムなのか、仕様は満たされているかを判断しました。万が一、全員がNGの場合に焦らなくてもいいように、私もプログラムを書いていましたが、5人の中のリーダー格の社員のプログラムが一番できがいい状態ということを全員に通知するとともに、全てのプログラムに対し、いいところと改善すべきところを説明しました。しかし、全員が協力して実施したにもかかわず、全員ちがうロジックを作り上げたのです。このことは、協力は進んで実施するけれど、成果物は個人の責任で仕上げると

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