General Motors(ゼネラルモーターズ)は、韓国のPOSCO Chemical(ポスコケミカル)と合弁会社を設立し、2024年までにバッテリーの正極活物質を製造する新工場を北米に建設すると発表。垂直統合型のバッテリーサプライチェーン運営への取り組みをさらに深めようとしている。
正極活物質は電気自動車用バッテリーのコストの約40%を占める重要な材料だ。Benchmark Mineral Intelligence(ベンチマーク・ミネラル・インテリジェンス)によると、正極と負極(リチウムイオン電池のもう1つの構成要素)は、その大部分が現在は中国で生産されているという。GMは今回の発表により、2025年までにバッテリー生産の大部分を北米に移すという目標に一歩近づくことになる。これは現存のバッテリーサプライチェーンと比べると、地理的な大改革を意味する。
「特にバッテリーの生産に関して、我々は自らの運命をコントロールする必要があります」と、GMの役員であるDoug Parks(ダグ・パークス)氏は、米国時間12月1日に行われた記者会見で語った。「だから我々は、独自のプラットフォームのために、北米を中心とする垂直統合戦略を追求しているのです」。
GMはすでに、LG Energy Solution(LGエナジーソリューション)との合弁事業であるUltium Cells LLC(アルティウ
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