DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉がはやりだしたなと思ったら、あっという間にたくさんの本やセミナーが出てきて、ITにあれだけ消極的だった中小企業の経営者でさえDXは知っているとおっしゃります。しかし、そこで聞こえてくる話のほとんどがIT化であったり、せいぜいクラウド化だったりします。DXの中のDだけ取り出した「デジタル化」にすぎません。 そうかと思えば、反対にDXの中のXだけを取り出して「イノベーション」の必要性を訴えるコンサルタントもおられます。でもそれでは、以前から言われてきたことと何も変わりはしません。それならばと少しだけDを付け加えたXの必要性をとなえるコンサルタントがRPAやERPを活用することを勧めるのですが、それらは当たり前のITであって目新しさは何もありません。新しければなんでもいいと言うわけではありませんが、当たり前のITを使って当たり前のビジネス改善をやったところで、いつまでたってもグーグルやアマゾンには勝てませんし、ユニコーンと呼ばれるDX当たり前のベンチャー企業にも抜かれていく運命にあるといっても過言ではありません。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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