シニアはスマホをどれだけ使いこなしている?~シニアの最新メディア事情~
ビジネスへのヒントや気づきを提供したり、新しいマーケティングへの知見を開発したりすることを目的に、電通メディアイノベーションラボでは、オーディエンス(メディアや情報の受け手)の研究プロジェクトを推進し、オーディエンスにまつわるさまざまな関心に応える情報を発信しています。
今回は、マーケティングの重要なターゲットの一つ、「シニア層」について、長年にわたり高齢者へのデジタルリテラシー拡大に努めてきたNPO法人PCTOOL代表理事の能登貴史さんにインタビュー。最新のシニア事情やコミュニケーションのポイントなどを聞きました。
シニアとスマホの関係は?
長尾:本日は、富山県でNPO法人PCTOOL(ピーシーツール)代表理事としてご活躍されている能登さんをゲストにお迎えしています。能登さんには以前、シニア層に関する共同プロジェクトで大変お世話になりましたが、その後はどのような活動をされていますか?
能登:PCTOOLは、地域のIT化推進を目的に設立したNPOです。目に見える形として高齢者のためのパソコン教室を運営し、立ち上げて20年以上になります。最近では「市民活動サポートセンターとやま」の代表理事として、ネットワーク化の支援、セミナーでの啓発など、地域の社会課題のサポートにも取り組んでいます。
長尾:そういえば、PCTOOLの「PC」はパソコ
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