営業ノウハウの可視化をはじめ、営業組織強化の分野で数々の実績を誇るプロ人材の菊池明光さん(以下、菊池)。今回は創業から70年以上の歴史を持つ第一屋製パンの抱えていた営業課題を解決すべく、営業検定の実施に取り組みました。検定を通して営業スキルが可視化されたことで、社内にどのような変化が起きたのか。代表取締役社長の細貝正統さん(以下、細貝社長)も含むプロジェクトメンバーの皆さんにお話を伺いました。
属人化されていた営業ノウハウの体系化のため、スキルを可視化したかった
長年の歴史を通して体系化された生産組織の教育制度が強みの一つ
第一屋製パン株式会社 代表取締役社長 細貝正統様
代表取締役社長 細貝正統さん(以下、細貝社長):当社は1947年に創業し、70年以上の歴史を持つパンメーカーです。当社グループは企業理念として「おいしさに まごころこめて」を掲げ、ここを起点としながらお客様に感動をお届けする企業を目指してきました。
こと生産組織においては、人材が成長するための教育制度が手厚いのが特徴です。ある意味「放っておいてもレベルアップできる」体制を整え、日々製品の生産に力を入れています。
営業メンバーの能力はバラバラ。副社長主導で「営業メンバーの能力の見える化」を目指した
細貝社長:上記に述べた通り、当社は教育の仕組みとして、生産現場にはパン学校やトヨタの生産方式を当社に置き換えたDPSな
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