社員たちが自発的に取り組む、住友商事グループの社会貢献活動プログラム「100SEED」
SDGsや社会貢献活動を推進する企業にとって、社員一人一人に取り組みを自分ゴト化してもらうこと、自らアクションを起こしてもらうことは、非常に大切です。しかし実際は、社内の意思統一やインターナルコミュニケーションがうまくいかずに悩んでいる企業も多いのではないでしょうか。
本連載では、SDGsの達成やサステナブルな社会の実現に向けた、企業のインターナルコミュニケーションや社内活動の成功事例を紹介していきます。
今回は、住友商事グループがグローバルで取り組む社会貢献活動プログラム「100SEED(SC Emergent Evolutional Deed)」を紹介します。住友商事の100周年事業「22世紀プロジェクト」の一つとして、社員の発案から始まった同プログラム。2020年から世界各地で本格的に活動がスタートしました。
グローバルレベルで取り組みを進めたり、社員主導でアクションを起こしたりしてもらうためには、どのような工夫が必要なのでしょうか。「100SEED」の立ち上げから実践フェーズまでのプロセスを、同プログラムリーダー・江草未由紀さんにお聞きしました。
時間をかけてでも、みんなが「腹落ち」することが大切
──まずは住友商事の創立100周年事業である「22世紀プロジェクト」について教えてください。
江草
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