新型コロナウイルス感染予防対策として、今まで利用していたデイサービスやショートステイ(介護施設への泊りなど)を控える高齢者世帯が多かったことは、介護事業の経営者として筆者も実感しているところです。そして、そんな自宅に引きこもった高齢者の介護を、在宅ワークなどで自宅にいられるようになったご家族が担っていたケースも多かったことでしょう。しかし、単発的な介護と違い突然「日常的な介護」を担うことになるのは、ご家族が想像する以上に負担が大きいものです。また、キーパーソン(メインで介護を担う人)一人に負担がかかってしまいがちになることが介護の問題点でもあります。ここから「高齢者虐待」という悲劇を生んでしまうことがあります。本記事ではコロナ禍をきっかけに起きてしまった高齢者虐待のケースを紹介しつつ、この問題の解決策を考えます。
Source: 現代ビジネス
コメント