小林義崇「絶対トクする!イラスト図解 節税の全ワザ」
・本書は、元国税庁職員で、現在は金融ライターである著者が、「税金の全体像」をつかめる本として執筆した1冊。・納税額は、多すぎても、少なすぎても、問題。一人ひとりにとって適切な税金を納めるには、税金の知識をつけることが不可欠である。・節税とは、税法をはじめとするルールにのっとって、合法的に税金を減らすこと。じつは、ある意味では国も節税を推奨しているといえる。なぜなら、節税は国が定める法律等にしたがって行われるもので、そこには必ず政策的な意図が隠されているから。節税はとがめられることではなく、むしろ積極的に取り組むべきもの。・脱税とは、違法に税金を少なく申告したり、まったく申告をしてなかったりすることを意味する。脱税した場合、申告漏れや脱税行為についてなんらかの処分がなされる。脱税を疑われる行為はとてもリスクが高いので、きちんとした節税をしたほうがらよほど安心して仕事や生活を送ることができる。・平成29年にスタートしたものの、あまり知られていないのがセルフメディケーション税制。これは医療費控除の別バージョンのもので、ドラッグストアなどで「特定一般用医薬品等」を買ったときに適用される所得控除。セルフメディケーション税制は、年間1万2,000円を超えた支出が控除額になるらというメリットがあるが、通常の医療費控除の上限額200万円に対しらセルフメディケーションの上限額は8万8,000円なので
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