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本社と現場はなぜ仲が悪いのか

本社からの命令はそのほとんどが追加命令だ。「代わりに今までやってたこれを辞めましょう」といった話はまずない。「じゃあ、その追加命令を実行する時間や費用はどこから捻出するのですか?」というと、答えがない。つまり、そこは現場で考えてやれ、ということだ。コスト計算を踏まえて全体の業務量をコントロールするのは本来であれば本社の役割である。ただでさえ日々の目標や締め切りに追われて忙しい現場が、コスト計算不在の追加命令を浴びせられたら仲良くなれというほうが無理である。この場合、現場は大きく分けて3種類の行動をとる。①怒られるまで無視する命令の全てをやる時間がない。上の人間からは優先順位も示されない。自分で優先順位をつける力もない。こういった人間がとる行動は「怒られた指標をやろう」となる。怒る人間がきちんと経営方針を踏まえられていればこれでも何とかなるだろう。しかし、目についた未達成の項目を散発的に怒るだけでは、怒られた側も一貫した努力をすることができない。一貫した努力がなければ結果も出ない。こうして生産性が下がり、業績も低迷してゆくのだ。②嘘の報告をする本来は許されないことである。しかし、どう考えても無理な量のタスクを課され、しかも全て達成しろと圧をかけられれば、逃げ場のない現場は嘘をつくようになる。ここでいう嘘とは「勤務時間の嘘」、すなわちブラック労働も含まれる。良心的な中間管理職が上からの

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