RPA導入で1日平均6時間の通販・EC業務をロボットが自動化
EC特化型クラウドRPA「FULLTIME(フルタイム)」の開発・販売を行うアスニカは、導入企業におけるRPAロボットの稼働時間に関する調査を実施した。
調査の結果、現在導入している合計479台のRPAロボットの稼働時間は、1社あたり1日平均6時間。1日平均6時間の業務をRPAロボットが自動化している。
アンケートでは、削減された時間を活用して、「販促やカスタマーサクセスなどの業務に取り組んでいる」「人員配置を見直し、新規採用コストを圧縮できた」などの声があがった。
RPAの導入効果
導入企業の約80%は「定期通販」や「単品リピート通販」と呼ばれる定期購入(サブスクリプション)形式での販売。「定期通販」は、商品数を絞ってLTVで収益を上げていくビジネスモデルのため、管理コストを抑えやすく、少人数で運用しやすい。
そのため、より少数精鋭で内部コストを抑えながら、利益の最大化を目指している従業員10人以下の小規模事業者で、特に多くRPAが活用されている。
そのような企業では1人の従業員が複数の職務を兼任していることも多く、より人員配置を最適化し、1人ひとりの生産性を向上するためにRPAを積極的に活用している。
RPA導入企業における従業員数の傾向
MM総研「RPA国内利用動向調査 2021」によるとRPA市場全体では、大手企業での導入率は約37%で、中小企業は約10%にとど
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