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読書感想 世界一楽しい決算書の読み方 大手町のランダムウォーカー著 を読みました。

本屋で目立つ場所にあったので、なんとなく手に取ってみた。決算書は普段作るほうなので、あんまり他の会社の決算書をみたりすることがないのだけど、決算書を読むことでその会社のビジネス戦略が知れたりするのだなぁと。基本的に実際ある企業の決算書をもとに、決算書からどの企業か当ててみる簡単なクイズ形式になっている。貸借対照表から当てるのは意外と簡単だけど、損益計算書からは中々当てるのが難しかった。キャッシュフローからもより難しい。特に大企業は色々な事業を行っていたりフランチャイズ形式を採用しているので、決算書を読み解くのが中々難しいなと。ただ、面白かったのは、IT企業の貸借対象表は比較的固定資産が少ない。逆に鉄道業とか、工場を保有する会社は固定資産が多く特徴的。また、銀行の貸借対照表は預金が貸方に来るなどかなり不思議な形なのは初めて知った。これは、預金が相手に渡さなければいけない、銀行にとっては負債となるからなのがなるほどなーと。あと、損益計算書のとこで印象的だったのが、資生堂のやつ。化粧品は原料の大部分が水なので、原価が安いが、競合が多いため、広告とマーケティングに力を入れているため販管費が多いってとこ。また、セブンイレブンなどのフランチャイズを採用している会社は加盟店収入があるため、売上原価率が低く表示

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