大手企業3社に学ぶ、カーボンニュートラルへの取り組み方
国内外で関心が高まっている「カーボンニュートラル」の実現に向けて、各企業での取り組みが加速しています。
2021年8月24日、電通ジャパンネットワーク サステナビリティ推進オフィスと電通TeamSDGsは、「カーボンニュートラルビジネスウェビナー 企業に迫るカーボンニュートラル対応の危機とビジネスチャンス」を開催しました。
今回は、ウェビナーの中から、カーボンニュートラル対応に積極的に取り組んでいる企業の事例紹介をレポートします。小売業界からイオン、不動産業界から東急不動産、金融業界から三井住友フィナンシャルグループをゲストに迎え、東京大学未来ビジョン研究センターの高村ゆかり教授がコメンテーターを務めました。
イオン:商品・サービスを通じて、生活者の価値観を変えていく
■イオンの取り組み(一例)
・2018年に「脱炭素ビジョン2050」を発表。店舗のCO2などの排出総量ゼロを、2040年を目途に達成、2030年までにCO2など排出量35%削減(2010年比)を掲げる。
・グループで前年度(2018年度)比約3%減を実現。2010年度と比べると約10%減となる。・太陽光発電導入は2019年時点で累計1040店舗、7.4万kWhに。
・2025年までにイオンモールの100%再エネ(再生可能エネルギー)化、2030年ま
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