「東芝、事業別に3分割」 日本経済新聞　2021/11/9

【記事の要約】東芝は、12日に発表する新中長期計画に、本体とグループで手がける事業をインフラ、デバイス、半導体メモリーに分社する内容を盛り込む方向だ。多くの事業を抱える複合企業の市場評価が、各事業の価値の合計より割安になるコングロマリットディスカウントを解消する狙いがある。現在の東芝の株主は、3社の株式をそれぞれ割り当てられる見通しだ。【私の考え】多角化企業は、全ての事業に監視が行き届かず、企業統治問題が発生するリスクがある。不正会計などが問題になった東芝にとって、分社は企業統治強化につながると考える。また、分社で企業価値の減少を解消すれば、資金が必要な成長産業の半導体事業へも好影響だろう。一方、株主を優先し、分社による従業員のキャリアへの影響が軽視されていないか、考慮が必要だと考えた。続きをみる
Source: Note 起業ニュース

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