企業の存在価値は、「世の中の誰かを幸せにすること」だと私は思っています。直接、間接に世の中に貢献している。その貢献が長く続くことが大切。日本一(世界一)の長寿企業「金剛組」(寺社建設会社:創立578年)は問答無用に偉いのです。ビジネスを長く続けるにはエネルギーが必要で、そのガソリンがお金です。どんなに崇高な企業理念があっても、お金がなくなるとガス欠で動けない。仕入れ先に代金、従業員に給料を払って、残った利益で税金を払い、株主に配当する。そのためには売上が必要。この流れを続けます。残った利益を将来の成長(顧客貢献)のために投資する。「拡大再生産」。こういった企業活動の健全性を客観的に評価するために必要なのが、「お金」つまり財務会計の知識・スキルです。お金に関するリテラシーは、「会計」と「金融」に分かれます。主に会計は商売・経営、金融は投資・経済、にそれぞれ関係します。大学でも会計は商学部、金融は経済学部で学びますね。業界にもよりますが、私は先に会計の基礎を学ぶべきだと思います。並行して新聞などで金融知識を吸収するのがベスト。会計を習得して、商売の流れを理解し、企業の経営状態をつかむ。そこから経営課題を抽出し、その解決のためのPDCAを回す。こうやって事業経営の感覚が磨かれます。社会人には会計リテラシーが必要なのです。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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お金のリテラシー
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