“DX騒ぎ”に隠された、既存人材リスキリング(能力再開発)の重要性
「DX推進の課題は、スキル人材不足」といわれています。世界と比べても、日本は特に深刻です。
その解決策として注目されているのが、既存人材のスキル再開発、すなわち「リスキリング」(Reskilling)です。
今回の記事では、DXの本質と課題、そしてそれを解決する鍵となるリスキリングについて解説します。
「DX人材」の確保に悩む企業の人事担当者。
新しいスキルの習得で、デジタル領域でのキャリアアップを目指す人。
また、家庭の事情等でキャリアを離れてしまったが、新しい働き方を模索する人。
そんな方々に読んでいただけたらうれしいです。
<目次>
▼DX人材が不足している?そもそも「DX人材」とは?
▼既存人材のDX、「リスキリング」という概念
▼「デジタル〇〇が死語になる時代」に向けての人材育成
▼リスキリング導入の課題、「必要スキルを誰が伝授するのか」
ちなみに筆者の所属する電通イノベーションイニシアティブ(以下、DII)は、世界各国の最先端のデジタル・データソリューションを発掘・検証し、企業のDXとイノベーションを推進するチームです。
リスキリングの領域でも、フランスのOpenClassroomsとパートナーシップを組み、日本で実際にプログラムを提供することで、DX人材育成の実証実験と調査を進めてきまし
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