中小企業支援へライフシフトで見えてきたこと（4）　〜組織のミッション・ビジョン〜

いよいよ会社の中堅・若手のメンバーを集めて自社のミッション・ビジョンの会話を始めました。開始直後はとても静かで自ら発言する人は少なく（想定通り・・・）まずはウォーミングアップのために個人のミッションやビジョンなど話題を少し始めてみたところ一部のメンバーが非常に積極的に面白おかしく話してくれるようになり「お、これはいけるか？」と少々手応えあり。次にスポーツの成功事例を動画に出して（ラグビーワールドカップの南アフリカ戦・・・ラグビーは監督がフィールドに出れないという点を1つの論点に）、「勝利の理由はなんだと思う？」という投げかけをしてみたところ、メンバーからの第一声は「リーダーがしっかりしていること」という良い流れ・・・「それだけだろうか？メンバーの役割は？チームワークもリーダーだけでできる？」という議論を起こして少しあれこれ意見を聞き出します。この辺までで約1時間、参加者の頭が論点にまとまってきたところで次に「さて、自分たちはこの会社をどうしたいのか？」という会話を始めてみると、意外に積極的な発言が目立ってきました。特に興味深かったのは客先と直接接する機会が多い技術部門や営業部門のメンバーから声が最初に上がったこと、またその声の内容が共通して「我々にしかできない付加価値とは何か」と言うところに集約されていたのは驚きでした。これまで同様の議論をいろいろな組織でやってきましたけど、「自分

リンク元