暗号資産への関心の高まりに乗じて投資家が競い合う中、さまざまなスタートアップ企業が世代をまたいだ多くのユーザーに暗号資産ウォレットを所有してもらうための工夫をしている。
関連記事眼球スキャンと引き換えにさまざまな人に暗号資産を提供するWorldcoin、OpenAIのCEOらが立ち上げ【コラム】「ノーコード」もコードだOpenAIが自然言語AIコーダーのCodexをアップグレード、プライベートベータを開始OpenAI(オープンエーアイ)のCEOであるSam Altman(サム・アルトマン)氏、およびAlex Blania(アレックス・ブラニア)氏が設立したWorldcoin(ワールドコイン)は、世界に自社の暗号資産を受け入れてもらうために、最も大胆な試みを行っているスタートアップの1つといえるだろう。同社は、あらゆる人にスマートフォン上の暗号資産ウォレット(および暗号資産の一部)を持ってもらおうとしているが、そのためには、ユーザーがそのユーザー本人であることを判断できる方法を構築しなければならない。Worldcoinは、可能な限り理想的な方法で本人を証明するネットワークを作ることを目指しているが、そのためには、何十億もの眼球を「Orb(オーブ、球体を意味する)」という約2kgの虹彩スキャン装置でスキャンすることが必要だ。
アレックス・ブラニア氏(左)、サム・アルトマン氏(右)(画像
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