シードファンドングで800万ドル(約8億8000万円)を調達した新興スタートアップClay(クレイ)が、人生で出会う人達により深く配慮できるよう設計されたシステムを構築した。いわば、個人向けCRMのようなものだと考えるとわかりやすい。Clayでは、メールとカレンダーを、TwitterやLinkedInなどのソーシャルアプリと接続して、出会う人達のコレクションを構築する。そして、その人たちのエントリーに、今後会うときに思い出す必要のある適切な情報(職歴、最近のツイート、出会ったきっかけ、最後に話した内容など)を登録する。
また、各エントリーにあなた自身のメモを追加したり、クリックするだけでリマインダーをアクティブ化して特定の人たちをフォローし続けたり、エントリーをグループ化することもできる。さらには、コマンドバー、キーボードショートカット、ホーム画面ウィジェットも用意されている。
Clayの目指すところは、住所録でもなければ、CRMシステムのような売上やパイプライン管理を重視したものでもない。
Clayの創業者たちは、このアプリのことを「人々のホーム」と呼んでいる。つまり、人が誰とどのように知り合ったのかを追跡するより個人的なシステムを実現する新しい空間を市場に形成しようとしているのだ。
画像クレジット:Clay
Clayの共同創業者兼共同CEOである2人の企業家Matthew Ac
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