苦しみのメカニズムは「痛み×抵抗」。世界一幸せな部族に学ぶ、“心の痛み”から逃れる方法
・他人に言われた何気ない言葉が頭から離れない・幸せな環境なのに、なぜか幸せを感じない・未来に明るい展望が抱けず、すべてから逃げたいこんな状況に、心当たりないですか?「心配事の97%は起こらない」という研究結果が出ているにもかかわらず、私たちの“心配事”や“苦しみ”が絶えないのは、一体なぜなのでしょうか。サイエンスライター・鈴木祐(すずきゆう)さんの著書『無(最高の状態)』から、「苦しみの正体」と「苦しみから解放される対策法」について抜粋してお届け。精神機能を“最高の状態”に整える方法に迫ります!無(最高の状態)https://www.amazon.co.jp/dp/B099DDJSL9?tag=r2506-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1危険と隣り合わせなのに、世界で最も幸福な「ピダハン族」世界で最も幸福な部族──。言語学者のダニエル・エヴェレットは、ピダハン族のことをそう呼びました。ピダハン族はアマゾンの熱帯雨林で暮らす狩猟採集民です。いまもジャングルの中で狩りや釣りを行い、原始時代に近いライフスタイルを維持しています。エヴェレットの発見は多岐に渡り、言語の独自性や狩猟採集社会に特有の思考法など興味深いトピックに事欠きませんが、中でも特筆すべきはピダハン族の精神的な健康さです。言うまでもなく、ピダハン族にはカウンセラーも心理学者もおらず
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