給料が上がらない日本と就活
Hさん「日本の給与がここ30年上がっていないということが話題になっていますね」K先生「給与が伸びない理由はいくつかの要因が重なっているけど、変革するにはこれこれこういう事になるよという事だけは言えるよ」Hさん「そうですねえ」K先生「まずは政策だよね。政治が株価を上げることだけ、もっといえば、日経平均を上げることだけに注力したから、結果的に円安政策だったわけで、日本の会社は企業体質を改革せずとも利益を上げ続けたよね。で、生産性という観点がいまだに語られたとしても製造業的な見方でしかないんだよね」Hさん「もっと言えば、要するに昔のやり方を何も変えていないという事ですよね」K先生「そうですね。」Hさん「学生に話すかどうかはさておき、どういうカタチで考えればいいんでしょうかね」K先生「就活生ざっくり50万人で変らずと想定して、それは変わらないんですよ。で売り手市場だからという事なんですけど、ホントなら高卒のやる仕事ないしは高卒でもOKな仕事がかなり入ってきているんですよね」Hさん「あ、そうですか」K先生「で、産業別にも中小企業が多い。となると、中小企業は淘汰や合併が進んでいないから構造的に利益を上げられないわけ。で未だに昭和のような働き方になるわけ」Hさん「ああ、会計ソフトでしたっけ、昭和の経理みたいなCMりましたよね。」K先生「そうそう。ああいった感じ。で、そうなると、手作業が多くなるわ
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